昼下がりのリモンチェッロ

地震による被害にあわれた皆様に心よりお見舞いを申し上げますと共に、
亡くなられた方々のご冥福をお祈りいたします




津波の到達と同じように、
私の中で、
この自然災害の大きさを認識できるまでに、時間差がありました。

１１日の午後は
いつものようにネットで仕入れのワインをポチッたりしていて・・

ニュースを見て、心配になって、
実家に安否確認しながら、でも、
ついでに、質問されていたことに答えたり、
数通は能天気なメールを送ってしまいました。

自分を戒めながらも、なんとなく実感を得られない。

津波が来て日も暮れるころ、
やっと深刻さを把握し始めました。


今夜、３日目の夜
お年寄りや赤ちゃんや妊婦さんや、いろんな人が
寒さに凍えていて
次の余震におびえていて
放射能の不安にかられていて


原子力を利用するということ。

こんなリスクを抱えて、
この便利な毎日を過ごしていることを、
再認識する。虚しい。



同じように災害が降りかかってきたとき
被害を最小限に抑えられるように
いま学んで、憶えておきたい
できる、ちいさなこと。

ここにはきっと、長い時間助けは来ない。

自宅は海辺にあり、
地震が来たら、家に帰ってきてはいけないよ、って
子供と話した。
MADで待ち合わせしようね。いや、ここは大変危険だ・・。


内地の私の大切な人たちは、幸いみんな無事でした。

みなさんの大切な人の、無事を祈ります。

行方不明の方が、1人でも多く、救われますように。
一日も早く、汚染の不安から解放されますように。