いつだって
「テレビを見ながら、ふと自分の足を見る。
初めて見る他人の足のように見えた。
そしてやはり思うのだ。
私は今のままだって、今までだって、なんだって
このうえなく、幸せであると
ワインをのんで、赤くなった足の指先。
私の幸せは、それで十分であると。」
10年くらい前の自分のブログを読み返して
一番印象的だった、とある日の言葉です。
このころ子供たちは、2人とも小学生。
彼らの寝顔を見ながら晩酌している自分を、思い浮かべます。
毎日が怒涛のように過ぎて行ったし
未来に何の期待もしていなかった、あの頃。
それでも、ほっと一息つく夜の時間に
私は思い切り幸せを感じていたようです。
何のときめきも、贅沢もない生活の中でも
私の事が一番大好きだと確信させてくれる、
小さな命がふたつもあったからだね、きっと。
10年前の私さん、今はずっと自由で夢もあって
そして相変わらず、あなたはワインを飲んでいますよ。
今夜はこれ。
ブルゴーニュの名手、ジョセフ・ドルアンのお手頃ワイン。
薄い色合いですが、味わいはシッカリしています。
スミレ、さくらんぼ、ほんのりゴムの香り。
このピノの樽よりのゴム臭とブショネは似ていると
いつも思うのです。
1人で飲んでも勉強にはなりにくく、
先輩またはベテランソムリエのコメントを聞きながら飲みたいと
多少モヤモヤするも、やはり晩酌は毎日のゴール。
幸せ。
相変わらず、幸せになるのが得意です。
ここまで書いて、いつの間にか眠ってしまい、
今頃アップ。
おはようございます(^o^)/
紫外線を憎む私には、素晴らしいお天気の今朝です。
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